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冷たい風と 胸の中のあたたかさ
冷たい風が吹くと 不安になる

また風で 枝から葉が吹き飛ばされ 雑踏の中へと迷い 最後には踏み潰される

その葉のように 私の想いも冷たく吹き飛ばされそうな気がして 不安になる

だから 必死に守っていく

この胸にやどった 小さくて あたたかい想い

いつか分かち合える その日まで

今はひとり 胸の中であたためる
# by kyoma-a3 | 2005-12-01 22:33 |
ぼくだけの物語②
リムが、ボブとマイヤのもとにやってきて、3年の時がたっていました。

「リムー、リムー!もう7時よ、起きなさ~い!」
パン屋であるこの家は、朝から大忙しです。
今さっきリムを起こしに来たと思ったマイヤは、リムが厨房におりた頃にはせっせとパンを焼いていました。

『おはよう、父さん、母さん。』
「ああ、おはよう。さっさと顔洗っておいで。」
『…うん。』
眠い目をこすりながら洗面所にむかうリムを、マイヤは悲しげな瞳で見つめています。

「どうした?マイヤ」
それに気づいた夫のボブが声をかけました。
「あの子、もう6歳になるっていうのに表情がないだろう?普通の子共はもっと笑ったり泣いたり…表情豊かなものなのに。あの子には…感情がないんじゃないか?って、私は不安になるよ。」
「……。でもいろんなことに疑問や興味をもつようになったじゃねぇか。きっとそのうちなんとかなるだろうよ。」
「だどいいんだけど…。」

そうなのです。
リムは、笑ったり泣いたり…といったことをしない子だったのです。
感情がないというマイヤの意見は大げさだとしても、やはりこれは大きな不安要素です。
そんな他の子供とは違う部分があるリムがイジメにあうんじゃないか?と、過度な心配をしたマイヤは、リムを自分の家の庭以外は、ほとんど外に出していませんでした。
しかし最近、マイヤはこの考えが間違っているのではないか?と不安を抱き始めていました。
今もそのことについて自問しながらパン生地をこねていると、身支度をすませたリムが戻ってきました。

そして次の瞬間にリムの口から出た言葉に、2人は絶句してしまいました。
その言葉はこうです。
『あのね、僕旅に出たいの。』
2人は開いた口が塞がらず、ただ呆然とリムを見ていました。
『ね、僕ね、一人旅に出たいの。』
リムはもう1度、力を込めて言いました。

「なっ、なんでだい?」
やっとのことで、マイヤが口を開きました。
『毎日がね、毎日が単調だからだよ。』
リムは時々、突然難しいことを言い出すことがあります。
マイヤたちが教えていない言葉まで知っていることも、珍しくありません。
ともあれ、店の開店時間がせまっているということで、この話は夕食の時間に持ち越されることになりました。
…本当は、ボブとマイヤが動揺を隠したかったからなのですが…。

たった6歳の子が、「旅に出たい」ということ自体驚くべきことでしたが、2人がそれ以上に驚いたのは、リムが初めて自分の意思を明確に示したことでした。



# by kyoma-a3 | 2005-11-27 16:19 | ぼくだけの物語
ぼくだけの物語①
・・・プロローグ・・・

レンガづくりの家々に、あたたかな光が降りそそぎ、丘の上の教会の鐘が美しい音を奏でて、街を目覚めさせていきます。
ルシュカの港街にいつもの朝が訪れた…はずでした。
しかし今日は、何か事件が起きているようです。

街の中央にあるアーナ広場。
ここの噴水には、海の女神・イリアムの像がたてられています。
イリアムはこの街の守り神でもあります。

その前に3歳くらいの小さな男の子が、座り込んで眠っていたのです。
月のような金色(こんじき)の髪をしたかわいらしい子でした。
しかし街中の誰もが、この男の子のことを知りませんでした。

人々は困ったあげく、この子を捨て子だと結論付けました。
そして、以前から子供を欲しがっていた夫婦が彼を育てることにしました。

イリアム神の像の前にいたことから、この子は『リム』という名前を与えられました。
リムはすくすくと育っていきました。

しかし親となったボブとマイヤは、リムに対して大きな不安を抱いていたのでした。

# by kyoma-a3 | 2005-11-16 22:07 | ぼくだけの物語
歩きだす時が訪れたとき・・・
いつまで続くかわからない でも今一番の幸せ

いつまでも終わることはない でも単調な幸せ

どちらを選べばいいのだろう?

自分勝手に言えばどちらも必要

でもそれは不可能

結局はどちらか選ぶ どちらか捨てる

怖いけど そうするしかない

そうしてまた 新しい道へ進むのだから

# by kyoma-a3 | 2005-11-14 01:33 |
ルーブル美術館展へ
昨日はお友達と、横浜美術館で行われているルーブル美術館展へ行ってきました。

この日は日曜日かつ、夜は花火大会があるということで非常に人が多かったです。

暑い中、館内に入るのに1時間以上外で待ちました(>_<)

しかもせっかくだから横浜の景色を撮ろうと持っていたカメラは、うまく作動せずただの重い荷物となっていました(泣)

ただ、桜木町駅で人待ち浴衣美人が携帯で撮れたのでのっけときます。

やっとのことで館内に入っても、絵の周りにはものすごい人だかり。

さらに私は、芸術ってものがまったくわかっていません。

それでも、絵を見たとき何かすごいものを感じました。

すごくキレイで、写真のように見えるものまでありました。

ああいう美しい物が200年以上もきちんと保存されてて、様々な時代の人々が見ていると思うと、なかなかロマンチックですよね☆

見に行って本当によかったと思いました(^-^)

誘ってくれたお友達に感謝感謝です♪
# by kyoma-a3 | 2005-07-18 15:04 | 日記
MCU feat. Ryoji “いいわけ”
2ヶ月ほど前にでたMCUのソロアルバム、“Peacetime MCU”の6曲目に入っているのがこの“いいわけ”です。最近やっと最初から最後まで聴きましたが、これ大好きです♪
CDショップのHPのユーザーレビューを見ても、この曲が一番人気が高いように思います。

私はもともと、MCUの声もケツメイシのRyojiの声も大好きだったので、このコラボは実に嬉しいかぎりです♪

私が特に気に入った歌詞は
 『おそろいの過去のページ 悲しさでめくれない
  思い出は何ひとつ 語りかけてくれない』
ってとこです。

今まで同じ時間を過ごして同じ道を歩いてきたのに、今はそれぞれ違って・・・
楽しかった思い出を思い出しても、何の意味もなくて・・・
ツライ現実が美しく表現されていると思います(^‐^)
前回書きましたが、私は失恋系の曲が好きなので、この曲は相当ハマってます♪
一時は自分と重ねたりしましたが、今はそんな事ないですし(笑)

※歌詞の解釈は私の個人的なものです。

# by kyoma-a3 | 2005-07-16 22:02 | 音楽
父と飲みに行く
昨日は初めて父親と飲みに行きました。

20歳になってから約2ヶ月、居酒屋やクラブで何度か飲んだことがあったものの、昨日はバーへ。もちろん初です。

昨日は8人くらいしか入れないとっても小さなバーだったけど、棚中に置いてあるお酒、薄暗い空間、おしゃれな音楽・・・まさに本格派!正直最初は圧倒されちゃいました。
そしてバーテンさんがシェイカーで、シャカシャカやる姿に感動!

1杯目は、バーテンさんにおまかせしました。
とりあえず甘くて飲みやすいやつってことで・・・
詳しくは忘れましたが、マンゴージュースとなにかを混ぜたものをいただきました。
色は薄いオレンジ色といった感じで、お願いしたとおり甘くて飲みやすく、味もとってもおいしかったです♪

2杯目は、私が唯一なじみのあるカシスオレンジにしました。
飲みに行くと必ずこれ飲んでます。
でもやっぱりバーでつくられたカシスオレンジは、居酒屋やクラブでつくる単にホースみたいのでブシューッってグラスにいれるやつとは、一味違いました!
(もちろん居酒屋やクラブのもおいしいやつはおいしいですけどね)
色はブラッドオレンジジュースにちかい赤で、目の覚めるような・・・といった感じ☆
これは本当においしかったです♪

でも実は私はお酒に弱かったようで、それを飲みきらないうちに、頭くらくら心臓バクバク・・・

ものすご~くおいしかったので、飲みきれなかったのが本当に残念でした(>_<)
またいつかバー行きたいです♪
でもすごく高いんですね(^^;)
# by kyoma-a3 | 2005-07-16 19:09 | 日記
音楽って・・・
なくてはならない物だと思う。

幸せの時に、幸せな曲を聴けばさらに気分が盛り上がる。

落ち込んだ時や失恋した時でも、自分を励ましてくれる曲がある。


私が音楽を聴く時は、「音」を重視する時は洋楽、「詩」を重視するなら邦楽といった感じ。

主にロックを聴くけど、たまぁにバラードを聴くとものすごくはまる(笑)

邦楽ではまるのは、その時の自分の状況にあってるような歌が多い。

それから、失恋してない時でも失恋の歌が好き。

幸せ系の歌の方が、なんでもあり!って感じでつくりやすい感じがする。

失恋系の歌の悲しさや切なさの表現の方が、難しいと思う。

だからその悲しさや切なさに共感できるような歌がすごく好き。


てわけで次からは、好きな曲紹介をしてきます☆
# by kyoma-a3 | 2005-07-15 00:01 | 音楽
見かけとなかみ
今日の帰りの電車。

混んでる!と断言できるかどうか・・・といった混み具合の中、私の近くに若いカップルが立っていました。

女の子は胸元が大きく開いたキャミソール、ジーンズにサンダル、さらには派手なサングラスをかけていました。
男の子はこれぞ正にB系!といった感じ。

そんな2人が、しりとりをしていました・・・しかも歴史上の人物で。

イヤホンとお気に入りの曲でふさがれた私の耳の隙間にもいくつか聞こえてきたのは、
チャーチル、スターリン、伊藤博文、ムッソリーニ・・・他にも私が聞いたことのない名前。

歴史の話など一切興味なさそうな2人が、やっていたこのしりとりは妙に興味深かったです。


つくづく見かけとなかみは違うと思いました。

私もこれにギャップがあるとよく言われます。

人間やっぱり深く接しないとその人のことは、わからないものですね☆



# by kyoma-a3 | 2005-07-12 21:27 | 日記
月曜日の老婆
毎週月曜日、朝7時半頃・・・都内某駅。

JRから私鉄へ乗り換えるために、約150mぐらい歩くそのスタート地点付近。

一人暮らしするための引越し作業?かと思ってしまうほど、大量かつ大きな荷物がかならず片隅に置いてある。

たいていは風呂敷に包んであり中身は一切不明だが、あまりに大きいものは風呂敷に包みきれておらず、そこから木箱が覗いている。

これは一体何なのか?
毎週月曜に浮かぶ疑問・・・・しかしそれも火曜日には消えていた。

そして今日ついに、その大荷物以外のものを視界にとらえた。

それは小さな老婆だった。
あまり、優しいおばちゃん・・・といった感じではなかったものの、ホームレスと言うのも不釣り合いだった。

今日は特に荷物が多く、どう見ても一人では持ちきれないように思えた。
ゴジラか異星人が襲来したために、家族総出でリアカーに荷物を積んで急いで逃げる・・・みたいな感じの量だった。 (わかりにくい?)

そこで立ち止まっているわけにもいかず、結局この老婆が何者なのかはいまだ謎のままだ。
でもそこでいろんな想像をめぐらすのが面白いのかもしれない。
このイラつく蒸し暑さを少しの間でも忘れるために・・・
# by kyoma-a3 | 2005-07-11 21:33 | 日記
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